Lemon Rice レモンライス
レモンフレイバーの爽やかなライスです。イエローのライスに、赤と緑のチリ、カレーリーフ、粒々のマスタードシード、ブラウンのピーナッツがちりばめられて見た目がとてもかわいらしい料理です。
東京・御徒町にあるヴェジ・ハーブ・サーガでいつしか食べたレモンライスがおいしかったので、Sundari先生にリクエストして作り方を教えてもらいました。
材料
2~3人分
ポンニライス(ponni raw rice) 125ml 250mlの水で炊く
ライム果汁 2個分 同量のレモンでもOK
フレッシュチリ赤・緑 合わせて4本 小口切り
コリアンダーリーフ ひと房ざく切り
ローストピーナッツ 1tbsp 皮は取り除く
マスタードシード 1tsp
チャナダル 1tsp
ウラドダル 1tsp
カレーリーフ 約10枚
ヒング 3push
ターメリック 1/2tsp
塩 1tsp
サンフラワーオイル 2tbsp
作り方
・分量の水でポンニライスを炊く
・鍋にサンフラワーオイルを熱し、マスタードシードをはじけさせる
・チャナダル・ウラドダルを赤くなるまで炒める
・フレッシュチリを入れさっと炒める
・カレーリーフ、ヒング、ターメリック、塩を入れたら火を切る
・ライム果汁を入れて混ぜる レモンオイルのできあがり
・炊きあがったポンニライスをレモンオイルの鍋に入れ、ピーナッツ、コリアンダーとともにすくい上げるように混ぜる
混ぜ方注意 しゃもじを縦にさっくり混ぜてはいけない
米をつぶさないように下からすくい上げて混ぜる
だまになって混ざらない箇所は、しゃもじを寝かし、なでるように横方向に押し付けてほぐす
ライスの話
このレシピではポンニライスという米を使いました。正確にはponni raw rice。インドのスーパーやお米屋に行くといろんな種類の米があり、さらに同じポンニライスという品種でも、加工の違いでしょうか、いくつか種類がありました。rawが付いてるので生米ということだと思います。ほかにもboiledとか、忘れてしまいましたがいろいろありました。それぞれどういう用途で使うものなのかわからないので、今後のリサーチ課題です。
このポンニライスはどういう米かというと、ぽそぽそ、ぱふぱふして汁気のあるものと相性がいい感じです。炊くと倍くらいにかさが増えます。チェンナイのミールスではこのポンニライスがでかい器にもりもり盛られて出てきて、最初はこんなに食べきれないよと思うのですが、意外と胃に収まってしまうのはこのかさ増しのせいなのかなと思います。いや、やっぱりそれでも多いときあります。見てると南インドの人は本当にたくさんお米を食べます。
レモンライスを作るとき、ポンニライスが手に入らなければタイのジャスミンライスで代用OKとのことでした。ただし、日本で買えるインド米としてよく流通しているバスマティライスはNG。合わないそうです。先生がおっしゃるにはバスマティライスはビリヤニなど味や香りが濃い料理に使うものだそうです。いつも家でどのお米を食べてる?と聞かれてバスマティライスと答えたら、ありえない!と返されました。バスマティライスは日本ではインドのお米として親しまれてますが、チェンナイ周辺の現地の人にとってはあまり日常的なお米ではないのかもしれません。
炊飯時の米と水の量配分を教わったので、書き留めておきます。
ponni raw rice : 水=1:2
jasmine rice : 水=1:1/2
basmati rice : 水=1:1
この時は250mlのお米を炊き、半分はレモンライスにして、もう半分はKathrikai Tokkuと合わせて食べました。湯取り法ではなく、炊飯器で炊きました。Sundari先生が炊飯とポリヤルの野菜蒸しを同時進行でこなす面白いやり方をしていました。詳細はこちら、Mixed Veg Poriyalの記事にまとめています。
このレシピを教えてくれたSundari先生の他のレシピ・料理教室情報はこちらの記事をどうぞ
早くも5品目ですね!
炊飯時の水量も、とても参考になります。
jasmine rice の時は、だいぶ水が少なくていいのですねー
lemon rice のレシピ中の水量が、1:2 ではなく、
少な目なのは他の具があるから硬めに炊くということでしょうか?
コメントありがとうございます!
レシピ中の水量ですが、私のミスでした!申し訳ありません。
正しくはポンニライス125mlに水250mlです。1:2です。
記事中の表記も修正させていただきます。ご指摘大変助かりました。ありがとうございました!
jasmine riceの水の量、少なくて私もびっくりしました。
インド国内ではお米だけでも種類がたくさんあるようですので、今後も情報を集められたらと思っております。
ご回答&ご修正ありがとうございました!