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004 Cabbage Wada

Cabbage Wada キャベジ・ワダ
ワダとは、豆をペーストにして揚げたインドのスナックです。ワダには色々な種類があります。私が初めて食べたワダは、メドゥ・ワダという丸っこいドーナッツ型のタイプでした。この揚げたてのワダをサンバルやココナッツチャトニに付けて食べるのが感動もののおいしさで、この世にこんなにおいしいものがあるのかと思ったほどでした。それ以来私はワダに目がないのです。

ただSundari先生が言うには、メドゥ・ワダは揚げてる時に破裂する事があるから初心者が作るには向かないよ、との事でした。そこで誰でも家庭で美味しく作れるキャベジ・ワダの作り方を教えてくれました。平べったい形状でクリスピーな食感、生地に刻みキャベツが入っているからかどこかお好み焼きのような風味があるワダです。

私のファースト・ワダ。カルナータカー州バーダーミのバナシュリーというレストランにて。バーダーミは本当に美しい村でした。
今回教えてもらったキャベジ・ワダ。チャイと一緒に、3時のおやつ。

材料

約10個分

ウラドダル 125ml
ライスパウダー 65ml
キャベツ 50g 長さ2~3cmの薄切り
紫玉ねぎ 25g キャベツと同じくらいの大きさでスライス

青唐辛子 大2本
ヒング 2プッシュ
カレーリーフ ひとつまみ
レッドチリパウダー 1/4tsp
塩 1/2tbsp

作り方

・ウラドダルは3回水で洗い、2時間たっぷりの水に浸けておく。
・浸水したウラドダルをフードプロセッサーにかける。塩や水は加えない。
・青唐辛子、ヒングを加え、さらにフープロを回す。水分が足りなくて回らないようだったら水1tbspを加え、なめらかなペーストにする。
・生地をボウルに移し、ライスパウダー、レッドチリパウダー、塩、キャベツ、玉ねぎ、カレーリーフを加えて手でこねる。
・右手を水で濡らして生地をちぎり、ピンポン玉くらいの大きさに丸める。成形に左手は使わない。
・水を付けたセロファン紙で丸めた生地を挟み、上から平らな物で押さえつけて3~5mmの薄さにする。この時薄めにするとクリスピーに、厚めにするとソフトな食感になるのでお好みで。
・伸ばしたら真ん中に指で穴をあけ、再度押さえつけて平らにする。
・よく熱した油(入れてすぐシュワシュワする温度)で成形したワダをきつね色に揚げる。

キャベツ・玉ねぎはこれくらいの細かさです。右側は浸水した状態のウラドダル。
生地はこのくらいなめらかなペーストにする。隅っこに完全に挽けてない豆があるけど、カリカリの食感になっておいしいのでムラになったまま残ってていい。

材料を全部入れたらハンバーグみたいにぐっちゃぐっちゃつかみながらこねる。
丸めた生地を撥水性のある紙で挟んで、上から押さえて平べったく伸ばす。成形はすべて右手のみで行う。
ちゃんと水をつけておけば、ぺろんとはがれるよ。
しゅわしゅわ
揚げあがり。ざくざくしてておいしそう。

揚げたてが美味しいですので、作ったらなるべく早く食べるのがいいと思います。カレーやチャトニにつけて食事にしてもいいし、甘いチャイと一緒におやつにしてもいいです。

ウラドダル等から水が出て生地がゆるくなるのを防ぐために、塩は最後に入れます。水も必要最低限しか足さないようにします。

成形に右手しか使わないのはヒンディーらしいなと思いました。左手は不浄の手です。野菜を切ったりするときなど、まったく左手を使わないわけではありませんが。

このレシピを教えてくれたSundari先生の他のレシピ・料理教室情報はこちらの記事をどうぞ 


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