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002 Kuruma

Kuruma クルマ
ココナッツとナッツのペーストで野菜を煮込んだホワイトシチューのような料理です。今回もSundari先生に教わったレシピです。味はしっかりめ、濃厚です。

北インド周辺には生クリームやペーストにしたナッツを使ったクリーミーなKormaというカレーがあり、それが南インドへ伝わって、生クリームがココナッツに替わったKuruma(Kurma)になったようです。とりわけベジタリアン料理においてベジ・クルマはご馳走の部類に入るんじゃないかと思うほど濃厚でおいしかったです。

庶民の食堂でもクルマはよく食べられてるみたいです。チェンナイの食堂ではメニューに”Parotha Kuruma”, “Chapathi Kuruma”の文字をよく見ました。パロタやチャパティ(インドの主食パン)にはクルマが付いてくるのが定番みたいです。

プーリーについてきたクルマ(右上)ポテトっぽいポテッとしたクルマだった。同じクルマでも食べるところによって結構ちがう。

材料

4人分

①ペースト用
チャトニダル 1tbsp
(チャナダルを乾燥させたもの、そのままおやつにポリポリ食べられる)
(カシューナッツやポピーシードでもOK.ブレンドしてもOK.)
フェンネル 1tsp
カルダモン 1
ニンニク 3片
ショウガ ニンニクと同量
ホールチリ 3
生ココナッツ 50g 乾燥ココナッツを使う場合は少なめに
水 125ml

②具
紫玉ねぎ 150g 大きく切る
トマト 100g 大きく切る
*ジャガイモ 1個 2cm角
*ソーヤ(大豆ミート) 小粒型のもの
*グリーンピース
*インゲン
*合算して250g

ベイリーフ(テージパッタ) 2
シナモンスティック 3cm
塩 1tbsp
食用油 3tbsp

作り方

・①をミキサーにかけてクルマペーストを作る
・圧力鍋を用意。なければ普通の鍋で
・油を火にかけ、低い温度の所からベイリーフとシナモンを入れ香りを出す
・玉ねぎ、トマト他野菜すべて、塩をいれて混ぜる
・クルマペーストを入れて混ぜる
・水250mlを入れ煮る。なじんだらここで一度味見
・圧力鍋の蓋をし圧をかけ、10分煮込んで完成。普通の鍋の場合は野菜が柔らかくなるまで煮る

ひよこ豆みたいなコロコロしているのは小粒のソーヤです。野菜はこれら以外にも好きな物を入れてOKだそうです。(具材は時間差なしで投入するので、火の通りが均一になるように野菜ごとにカットの大きさをを変えるといいかも。)
インドの圧力鍋って日本のに比べて作りが単純で、使い勝手よさそうです
完成です。野菜がとろとろでシチューみたい!

圧力鍋がなければ普通の鍋でOKだそうです。私は圧力鍋を持ってないので普通の鍋で調理してみたところ、水分が飛んでさらに濃い仕上がりでした。圧力鍋を使ったほうが比較的さらっとして、野菜が煮崩れないような気がします。色々な野菜を一気に入れるので煮崩れは注意かもです。煮崩れたらそれはそれで、上の大衆食堂のクルマみたいな仕上がりになると思います。

塩は1tbsp・・・この分量に対してちょっと多くない?とためらいましたが、えいっと入れるとこれでばっちり決まりました。辛味要素もないのに、このバランスはすごい。

先生は生ココナッツの代わりに同分量の玉ねぎでもOKと言ってました。玉ねぎバージョンは試してないです。

このレシピを教えてくれたSundari先生の他のレシピ・料理教室情報はこちらの記事をどうぞ

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