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062 Basanti Pulao

Basanti Pulao(バサンティ・プラオ)

バサンティ・プラオ、またの名をベンガリ・プラオのレシピです。 プラオとはインドの炊き込みご飯のこと。 カシューナッツやレーズンがちりばめられた黄金のスイートプラオ。他のプラオとは一味違うファンシーなプラオです。

普通プラオは塩気のあるピラフのような味付けですが、ベンガルのバサンティ・プラオは砂糖やレーズンを入れて甘く作られるのが特徴です。まるでお菓子のようなプラオですが、なぜかこの甘いライスが塩気の効いたチキンカレーや豆カレーと相性抜群なのです。

先日の記事でも触れた私の愛著、ビジョン・ムガルジー監修「とっておきのインド・ベンガル料理」に登場したバサンティ・プラオを見て以来ずっとこのプラオに憧れていました。この本ではドレンチェリーがトッピングされていてより一層ファンシーです。

パーティの時のとっておきメニューで、too much indiaでも友人の結婚パーティのフードでこのバサンティ・プラオを作ったことがあります。

コルカタの料理の先生、マダスリーにリクエストして作り方を教わりました。レストランでもなかなか目にすることのなかったバサンティ・プラオ。満を持して対面することができたこの日は、ひとつ夢が叶ったような気持ちになれました・・・。

材料

米(Gobindo Bhog Rice) 2cups 洗って水を切り、ターメリック1/2tspと混ぜておく
カシューナッツ・レーズン 各ひとつかみ
ギー 1tbsp + 2tbsp
塩 1/2tsp~
砂糖 1tbsp~

★スパイスA
カルダモン 6個
クローブ 8個
シナモン 1かけ
ベイリーフ 1枚

作り方

・鍋にギー1tbspを熱し、カシューナッツを炒めて取り出す。
・続けてレーズンを炒め、白っぽく膨らんできたら取り出す。
・同じ鍋にギー2tbspを熱し、スパイスAを入れて香りを出す。
・米を入れて、2~3分やさしく混ぜながら炒める。
・塩・砂糖・カシューナッツ・レーズン・お湯4cupsを入れて蓋をする。
・弱中火で7~8分炊いたらできあがり。

東インドの短粒米、Gobindo Bhog Rice。浸水の必要はなく、さっと洗って水を切り、ターメリックと混ぜておきます。
ギーでカシューナッツをきつね色にソテーします。
レーズンも膨らんでくるまでソテーします。
ベンガルのガラムマサラ、カルダモン・クローブ・シナモンとベイリーフをギーで熱し、ライスを入れて炒めます。
塩・砂糖・カシューナッツ・レーズンとお湯を入れ、蓋をして炊きます。
炊けました~。
この日はアル・ポストとコリアンダー・グリーンチリのチキンカレーと合わせていただきました。ギーと砂糖はほどほどに。あまり入れるとくどくなるそうです。

9つの宝石カレー、ナウラタン・コルマを双璧をなすファンシー料理にノミネートしたいと思います。

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