Gobi Paratha(ゴビ・パラタ)
カリフラワーのパラタ、ゴビ・パラタのレシピです。パリッと焼いたパラタ、甘みのあるしゃくしゃくのカリフラワー。
デヘラデューンの学生寮のコック、レヌのレシピです。

寮生活で一番の楽しみはなんといってもレヌが作ってくれる食事でした。毎日、三食、美味しくて健康的なインドの家庭料理を作ってくれました。レヌの料理のおかげで寮生活中は体調がすごく良く、たまに外食すると脂っこいからか量が多いからか、決まって不調になるほどでした。笑
実は寮に入ってからすぐにレヌに料理を教えてほしいと頼んだのですが、最初のうちはお客様扱いされてしまい、キッチンに入れてもらえませんでした。話が少しそれますが、インドで友達の家に遊びに行った時も、片づけを手伝おうとしても一切やらせてもらえませんでした。キッチンに入れるのもあなたが特別だからで、普段はお客さんに調理を見せたりしないと言われたこともありました。
しかし2か月の寮生活の中で、私たち寮生とレヌは友達同然の仲になることができました。ディワリ(インドの大きいお祭り)の日は家に招待してくれたほどです。レヌは本当にチャーミングで働き者で、いるだけでその場が暖かくなるような人でした。
そして寮生活があと一週間で終わるという時期に、ついに料理を教えてもらえるようになったのです。ほんとにあと一か月くらい学校延長したいと思いました・・・。でもこのブログにこうしてレヌのレシピを載せることができたのは本当に嬉しいことです。毎日レヌの料理を食べて過ごしていた私にとって、レヌの料理はデヘラデューンの味そのものなのです。
日曜日の朝ごはんは決まってパラタでした。朝起きて焼き立てのパラタが出てきたらとってもハッピーなんです。そんなパラタのレシピです。
材料
(約8~10枚分)
(生地の材料)
アタ粉 5cup
ドライカスリメティ 2tsp
塩 1tsp
アジョワン 1tsp
油 1tsp
(具の材料)
カリフラワー(小) 1個 (日本のサイズなら1/4~1/2)
玉ねぎ(小) 1/2個 みじん切り
コリアンダーリーフ 3tbsp
アジョワン 1/2tsp
塩 1~2tsp
レッドチリパウダー 1/2tsp
ガラムマサラ 1tsp
アムチュール 1tsp
油 2tbsp
作り方
・生地の材料をボウルに入れて混ぜ、水を足しながらしっとりするまで捏ねる。
・生地をこね終わったら蓋をして寝かし、その間に具を作る。
・カリフラワーはそぼろ状に刻む。
・鍋に油を熱し、玉ねぎ、アジョワン、カリフラワーの順に入れて炒める。
・塩・レッドチリパウダー・ガラムマサラ・アムチュール・コリアンダーを入れてさっと炒め、火からおろす。炒めすぎると水が出るのでさっと。
・寝かしておいた生地(10分くらい)をちぎり、丸めて打ち粉をはたく。
・台の上で平たく伸ばし、油を塗り、具を入れ、巾着のように包み込む。
・再び打ち粉をはたき、中身が飛び出ないように注意しながら平たく伸ばす。
・タワ(フライパン)にギーまたは油を熱し、両面ぱりっと焼いてできあがり。















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