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Madurai~聖地、ステンレス皿、そっくりさん~

トリヴァンドラムを出発し、インドの南端の街・カーニャクマリを経由して、タミルナードゥ州・マドゥライに到着しました。

マドゥライ。街全体にドラヴィダのパワーがみなぎり、五感が否が応でも反応してしまうような地でした。活気のある旧市街を歩いていると突如ぬっと現れるミナクシー・アーマン寺院のゴープラムには驚愕しました。なんだか時空を超えたかのような非現実的存在感があり、まさに街のエネルギーの源だと思いました。

寺院を取り囲んで東西南北にそびえ立つゴープラム

幸か不幸か、私が滞在した期間はちょうどヒンドゥー教の祭日ポンガルの時期とかぶっていて、インドのほうぼうから訪れた参拝客で入場ゲートには長蛇の列が。何度か足を運びましたが、結局寺の奥まで入ることは断念し、壁の外と内からゴープラムを眺めるに留まりました。あと、千本柱広間は空いてたので入れました。

ゴープラムの前に佇んでいるとヒンドゥー教の世界が立体的に迫ってきて、境内の柱と柱の間を歩いていると自分がその世界観に入り込んだような、不思議な感覚になりました。聖地ならではの磁場がありました。ちなみに最奥の神様がいる間はヒンドゥー教徒しか入ることができません。

寺院周りの店舗群を歩くのも楽しかったです。お土産物屋さんや仏具屋さんが立ち並び、少し歩くと調理器具・ステンレス食器店街にたどり着きました。大きい店、小さい店、文字通り食器に揉まれながらtoo much indiaのお店で使うターリー皿を探しました。一般的な丸いターリーではなく、他のお店と少し違うデザインでオーバル形のものを探していました。3日ほど食器店街に通い、カトリとお皿をかちゃかちゃ組み合わせては悩み、最後の最後でこれがいいっていうお皿を決めることができました。

小さい路地に、何軒もの食器店がひしめき合っていた。
入った瞬間足の踏み場もなくうわっ・・・と後退りしてしまうようなお店もちらほら。でもインドは自分の手と足を使った分だけ何かを見つけられる国。
鉄製のドーサタワも買った。

お皿を決めたお店の片隅で、職人さんのような人がカンカンとステンレス器具に何かを打ち付けているのに気が付きました。最初何か模様を掘っているのか、凹んだ容器を直しているのかなと思ったのですが、近づいてよく見ると、文字を掘っています。彼らはオーダーメイドの文字入れ師さんだったのです。思わず話しかけ、買ったばかりのターリー皿にお店の名前を彫刻してもらいました。”too much india” 12文字 × 20皿 = 240文字で300ルピー。後にインド人の友人に少し割高だったんじゃない?と言われたので少し盛られたとして、大体1文字1ルピーくらいが相場でしょうか。思い入れのあるターリー皿を手に入れることができ、満足して帰りました。お店でターリー食べるの、楽しみにしててください!

お店の一角に座り込み、仕事をしているおじさん。お店の人ではないので別でお金を払ってお願いします。
杭と金槌でテンポよく名前を掘ってくれました。
愛着のあるお皿が手に入りました。

マドゥライは食べ物もおいしかったです。ケララからタミルナードゥに入ると料理も一気に雰囲気が変わり、スパイシーで力強い味になりました。また、タミルといえばやっぱりティファンがおいしいです。あちらこちらの屋台で、ドーサやイドゥリを作っているのを見かけます。マドゥライ名物のノンベジ料理カリドーサは卵が入っていてお好み焼きのような味でした。また先回のIdliの記事でも書きましたが、ホームステイ先に恵まれ毎日おいしいティファンを作っては食べさせてもらいました。マドゥライで習った料理はこれからブログ記事にしていきますので是非ご覧ください。

ホームステイといえば、今回のマドゥライ滞在で一番感動的な出来事がありました。家の子供たちと一緒に朝食を食べている時にふと目をやると、その画が私が描いたイラストにそっくりだったんです。

当ブログのアイコンにもなっているこの絵は、ちょうど2年前くらいに、お店の名刺と看板用に描いたものでした。自分が描いた子供たちがここインドで目の前に現れたようで、なんだか運命的なものを感じました・・・。

マドゥライ滞在中一日だけ熱を出して寝込みました。混沌の中でうなされていました。物も人もあふれかえり、騒々しくていかにもインドらしい、なぜか惹きつけられてもう一度訪れたくなる、そんな街でした。

2 Comments

  1. 山浦優二 山浦優二

    インドのマクドナルドのマハラジャマックも作ってほしいです。

    • とりあえず今度マックでマハラジャってきます

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