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092 Idli

Idli(イドゥリ)

お米と豆の蒸しパン、イドゥリのレシピです。ティファンと呼ばれる南インドの軽食のひとつで、弾力のあるスポンジのような食感がおいしいです。チャトニやサンバルをつけて食べます。油を使わないのでお腹に軽い、ヘルシーなティファンです。

今回からタミルナードゥ州・マドゥライ編スタートです!マドゥライは今回の旅の中でも特に印象が強かった街だったので、次回の記事では旅行記を書きたいと思います。

今回イドゥリの作り方を教えてくれたのは、私が滞在したホームステイCriston Home stayのお母さんネルマルです。まだ始めて一か月の新しい宿でした。朝晩の食事をお願いしていて、一緒に料理をさせてもらいました。 (各50ルピー・60ルピーと良心的なお値段)

テラスでスイートポンガルを炊くネルマル。ちょうどポンガルというインドの収穫祭の日に滞在していました。サリーを着てみんなで記念撮影したり、よい思い出になりました。
ポンガルの日に作ってくれたミールス。おいしかったです。

今回の滞在でよかったのは、ティファンの作り方を泊まり込みで見学できたことです。イドゥリ・ドーサなど生地の発酵が必要なティファンは、原料となる豆や米を挽いてから一晩発酵させ、翌朝調理する・・・という過程があります。宿泊していたおかげで、最初から最後まで一貫して教わることができました。また家族の分まで作るため、教室で習うときよりもたくさん焼いたり揚げたり練習することができました。

ウェットグラインダーで生地をつくるところを見学できたのもよかったです。ウェットグラインダーとは電動石臼のことで、おいしいティファンの生地を作るのには欠かせない機材です。南インドでは家庭用が普及しています。どうしても欲しかったので、重さ15kgもありましたが、トリヴァンドラムで購入し日本に送っていました。今回初めてウェットグラインダーで挽いた生地を目の当たりにし、なめらかさに感動しました。

ウェットグラインダー。石で材料をすりつぶすため、熱が発生せず、空気を含んだものすごくきめの細かい生地が作れます。

材料

(50個分くらい)

米 4cup 
ウラドダル 1cup 
粗塩 1tbsp

作り方

・米とウラドダルは4時間ほど浸水させておく。
・米とウラドダルをウェットグラインダーで各30分くらいずつ水を足しながら挽く。
・容器に入れて粗塩と共に手を使って混ぜ合わせ、常温に一晩置いて発酵させる。
・イドゥリクッカーの型に濡れ布巾を敷き、発酵した生地を入れる。
・5分ほど蒸し、指で触って火の通りを確認したらできあがり。

米の種類を確認し忘れてしまったのですが、おそらくこのIDLY RICEっていうのを使ってると思われます。ウラドダルは皮なしホールでした。
まずはウェットグラインダーでウラドダルから挽きました。空気を含んだふわっふわのメレンゲのような状態になりました。
次に米を挽きます。米は重たく、ドロッとした泥のような質感になりました。触って舐めるとザラザラします。塩と共に手で(大事)よく混ぜ、一晩発酵させます。
翌朝、生地が発酵した様子。気泡が入って膨れ上がり、見るからにふわふわのイドゥリが蒸し上がりそうです。
濡れ布巾をかけた型に、イドゥリの生地を入れていきます。型に油を塗って直接生地を流し込む方法もあるそうです。ネルマルは油を使わないほうがヘルシーだからとこの方法で蒸していました。
イドゥリクッカーというイドゥリ専用の蒸鍋にセットして5分ほど蒸します。
蒸し上がりました。なんと幸せな光景でしょうか。
手作りのココナッツチャトニ、コリアンダーチャトニを添えてやっと朝ごはんです。おいしかったです。

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