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093 Dosa

Dosa(ドーサ)

豆と米のクレープのような軽食、ドーサのレシピです。鉄板でバリっと焼いたドーサは最高です。ドーサには様々なバリエーションがあり、中にポテトを包んだマサラドーサ、内側にチリソースを塗ったマイソールドーサ、ココナッツをちりばめて焼いたココナッツドーサ、さらには原料の豆や米の種類を変えて作ったり・・・数えきれません。個性的なオリジナルドーサをメニューにしているレストランも度々見かけます。

ティルチラーパーリのレストランで食べたゴビ・マサラ・ドーサ。内側にカリフラワーとじゃがいものドライカレーが入っています。

今回紹介するレシピは基本となる皮だけのシンプルなドーサです。ギーをたらして焼くので、正確にはギー・ロースト(Ghee Roast)と呼ばれるタイプになります。

レストランでは大きい鉄板でお皿からはみ出るくらいのビッグドーサが焼かれたりしますが、家庭ではコンロに鉄のタワ(平たいフライパン)を乗せてミディアムサイズのドーサを作ります。ドーサ生地は米と豆をグラインダーですりつぶし、一晩発酵させて作ります。作った生地は冷蔵庫で3~4日ほど保管可能です。

マドゥライのホームステイのお母さん、ネルマルのレシピです。

材料

(50枚分くらい)

米 4cup
ウラドダル 1cup
フェヌグリーク 1tbsp
粗塩 1tbsp
油・ギー 適量

作り方

・米・ウラドダル・フェヌグリークを洗い、4時間ほど浸水させる。
・ウェットグラインダーで30分ほど挽き、緩めのなめらかなペーストにする。
・ペーストと塩を容器に入れて手で混ぜ合わせ、一晩常温に置いて発酵させる。
・翌朝発酵した生地をチェックし、必要に応じて水を足して濃度を調整する。
・熱したタワに生地を流して丸く伸ばし、油とギーをそれぞれ1/2tspくらいふりかける。
・蓋をして1分ほど火を通す。
・蓋を開け、裏側から茶色く透けて見えるくらいに焼き目が付いたら半分にたたみ、仕上げに両面を押さえて焼き付けたらできあがり。

ドーサ生地の状態です。
フェヌグリークを入れると発酵が促進されるそうです。少量なのでウラドダルと一緒にグラインドしてしまいます。
ドーサ生地はゆるめに作ります。おたまですくって落とすとたらーっと流れる感じです。発酵後ゆるさが足りないなと思ったら水を足して調節してOKです。
年季の入った鉄製のタワです。ドーサは真っ平な鉄板で焼くイメージがあったのですが、中央が凹んだこの形状のタワは意外と生地が伸ばしやすかったです。
真ん中に生地を落としておたまでくるくる伸ばします。タワの形状もあって真ん中に生地が溜まるので、最後にちょいっと伸ばして均一にします。
食用油とギーをちょっとずつ回しかけます。全部ギーでもいいと思うんですが、半々にしてるのは多分節約です。
蓋をして火を通します。蓋をするというのは意外なステップでした。
裏から茶色い焼き目が見えるくらいになったらはがし時です。
折りたたんで、少し押し付けてパリッとさせます。
できあがり。

ちなみに、イドゥリの生地を水で薄めてドーサ生地にするのも有りみたいです。ある日の朝は同じ生地からイドゥリとドーサを両方作って食べました。ネルマルのレシピだとドーサ生地にはフェヌグリークシードが入りますが、この日は省略。入れても入れなくても味にそこまで大差はなかったように感じます。

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