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インド料理修行計画~南インド編~

9月から始まる100のレシピ採集紀行。北インド、東インドと来まして今回は最後の南インド編です。南インドは旅行後半に周る予定のため、まだはっきりと決め切れてない所もありますが、 今の時点で行きたいなと思っている都市を紹介していこうと思います。

南インド訪問予定都市

 

Kochi(コチ)

(ケーララ州)
南インドの旅行先として、ケーララを選ぶ旅行者は多いと思います。インドの中でも比較的治安が良く、自然が豊か。インドの伝統医学アーユルヴェーダも盛んな場所です。かつて外国との交易の場だったためポルトガルやオランダの教会も多くみられます。ケーララ料理は豊かな土壌から獲れる新鮮な野菜や魚、ココナッツがたくさん使われた楽園的な料理です。私はケーララに行ったこともないのに、とにかくのんびりしてて癒されるすてきな場所なんだな~というイメージができあがっちゃってます。ほわわ。
観光の中心地コチから南下して、クルーズ船が出てるアレッピー、州都のトリヴァンドラムと進んでいきたいと思います。

Kanyakumari(カニャークマリ)


(タミルナードゥ州)
インド亜大陸最南端の地。最南端という響きに惹かれて訪問予定です。アラビア海・インド洋・ベンガル湾の3つの海の集結点で、太陽が海から登って海へと落ちていきます。ヒンドゥー教徒の聖地とされ、この聖なる海水で沐浴するそうです。

Chennai(チェンナイ)

(タミル ナードゥ州)
インド4大都市のひとつチェンナイです。チェンナイでは、ティファンやミールス等南インドの代表的な料理体系のひとつであるタミル料理、スパイスをリッチに使うチェティナード料理を学びたいと思います。(ティファンやミールスはタミル以外の地域でも食べられています)以前にチェンナイを訪れた時に料理を教わったSundari先生を再訪したいです。
カニャークマリからチェンナイに向かう途中、ドラヴィダ文化の中心地マドゥライ、フランス統治時代の面影を街並みに残すプドゥチェリーにも立ち寄りたいと思っています。

Hyderabad(ハイデラバード)

(テランナーガ州・アーンドラ プラデーシュ州)
現在2つの州の州都となっているハイデラバード。南インドは地形上の理由からヒンドゥー教ゆかりの都市が多いのですが、ここハイデラバードはかつてイスラムの王国が君臨していたことからイスラムの色が濃い地です。(北方面からイスラム教の勢力が降りてきて、先にあったドラヴィダ文化が南下してきたというイメージだと思います)料理も同様に北部のムガル料理やペルシャ料理の影響があり、北インド的調理法と南インドの味がミックスされているのが面白そうだなと思いました。ハイデラバード料理で特に有名なのがビリヤニ。その他ハリーム、パヤなどイスラム的顔ぶれの料理が食べられるそうです。

以上南インド編でした!欲を言えばゴアも行きたい・・・

さて、残されている地域として西インドや、極北のラダック地方などがありますが、時間の都合で今回の旅程には組み込まない方向で考えています。また、ハンピやバンガロールのあるカルナータカ州、大都市ムンバイやエローラ・アジャンター石窟寺院で有名なマハーラーシュトラ州は一度行ったことがある場所ということもあり除外しました。

もちろん予定なので変わる可能性はあります。ただこうして記事としてまとめることで、各都市の情報や特色を調べ、行きたい場所を明確にすることができてよかったです。6か月は長いようで色々詰め込もうとするとあっという間に過ぎてしまいそうです。行き先を決め過ぎずに心の向かうまま旅するのも憧れますが、今回はレシピを採集するという目標を達成させるため、ある程度しっかりした計画を立ててみようと思います。インドは魅力的な観光地がたくさんあるので絞るのは難しかったですが、「料理と関係があるか」「ルートに沿っているか」の2本立ての軸で結構絞り込むことができたと思います。

次回は「料理の先生と宿泊先の探し方」を記事にしようと思います!

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