Garlic Rasam(ガーリック・ラサム)
にんにくの酸味スープ、ガーリック・ラサムのレシピです。ガーリックという名前が付くとにんにくの香りが強そうなイメージがありますが、粒のにんにくを柔らかくなるまでしっかり煮込むので、意外にもそれほどにんにく臭くありません。にんにくに火を通すため序盤にテンパリングし、コトコト10分くらい火にかけます。最後の仕上げにテンパリングするラサムに比べて香りや味に丸みがあり、やさしい味がします。ご飯にラサムをかけてお茶漬けのようにし、やわらかくなったにんにくを手でつぶしながら食べます。スープのように飲んでもおいしいです。
100のレシピ採集紀行、最終地点は南インド・チェンナイです。
チェンナイの料理の先生・スンダリのレシピです。スンダリ先生(いつもそう呼んでるので先生つけさせてもらいます)は一年前にチェンナイを訪れた時にも料理を教えてもらい、今回が2回目のレッスンでした。当ブログの記念すべき1レシピ目もスンダリ先生のレシピで始まっています。
先生とはこの一年インスタでメッセージをやりとりして料理の事を教えてもらったり、旅の経過の話を聞いてもらったりしていたので、再会できてすごく嬉しかったです!
また半年の旅で英語に少し慣れたこともあり、一年前より彼女の話すことがよくわかるようになったのも嬉しかったです。(先生がすごくわかりやすい英語を話していたことも実感した・・・)どうしてここでこの材料を入れるのか、この工程を踏むのか、端折らず確実な知識をもって教えてくれ、こちらの質問にも喜んで答えてくれます。しばしば話が脱線することも。先生、本当に料理好きな人だったんだなぁ、、と思いました。
この半年間、料理教室コレクターかってくらいインド国内あまたの料理教室に参加してきましたが、ちゃんと計量スプーンと計量カップを使って教えてくれたのはスンダリ先生のレッスンだけでした。笑 ゲストが自宅でも同じように料理を作れるようにという先生の配慮だそうです。他にも気が付いたことがあればすぐに取り入れ、日々レッスンをアップデートしているそうです。
毎日のようにレッスンのスケジュールが入っていてすごく忙しそうでしたが、楽しくてしかたないわ~って感じで笑っておられました。
材料
(約750ml)
(1cup=250ml)
トマト 25g 乱切り
タマリンド みっちりぶどう1粒大 水1/2cupに浸して2時間ふやかす
★ペースト材料
トマト 25g
にんにく 2片
カレーリーフ 3枚
塩 1tsp
コリアンダー 山盛り1tsp
トゥールダル 山盛り1tsp
ヒング 1/4tsp
クミンシード 1/2tsp
ブラックペッパー 1/2tsp
ドライレッドチリ 2本
★テンパリング材料
ギーと植物油(1:2) 1tsp
マスタードシード 1/2tsp
レッドチリ 1本
カレーリーフ 15枚
にんにく 4片
作り方
・ふやけたタマリンドを手で揉み、しごいて残ったパルプ・★ペースト材料をミキサーに入れてラフにグラインドする。
・鍋に揉みだしたタマリンド汁・乱切りトマト・水2cup・ペーストを入れ混ぜ、火にかけて煮立たせる。
・★テンパリング材料を表記された順番にテンパリングし、先ほどの鍋にじゅわっと入れる。
・弱火で蓋をせず10分ほど煮る。最後に水を3/4~1cup足して量を調整したらできあがり。
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