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090 Fenugreek Dry Veg

Fenugreek Dry Veg(フェヌグリーク・ドライ・ベジ)

フェヌグリークの葉っぱを使ったドライベジカレー、フェヌグリーク・ドライ・ベジのレシピです。ほろ苦いフェヌグリークの葉っぱと甘みのあるトマト・じゃがいもを合わせてスパイス蒸し炒めにした、ボリュームのある副菜です。にんにくをホールのまま入れており食べ応え十分です。

フェヌグリークという植物は種と葉っぱで違う用途で使われます。種の方はインドの言葉でメティやメティシードとも呼ばれ、熱すると甘い香りがするスパイスです。一方葉っぱはフェヌグリークリーブス、またはカスリメティとも呼ばれます。乾燥させたドライのリーフとフレッシュなリーフはまた味・香りが違います。ドライは独特の芳香があり、特に北インド料理には欠かせないスパイスです。フレッシュはスパイスというよりは、葉物野菜として使われます。苦みがあるので、甘みのある野菜と一緒に調理すると味のバランスが取れます。北インドではパラタの具材として使われることもあります。

フェヌグリークの生の葉を日本で入手するのは難しいですが、庭で育てることができます。フェヌグリークシード(スパイスとして料理に使う種、スパイス屋さんで入手可能)を一晩ほど浸水させてから濡れたティッシュや布巾の上に置いておくと、すぐ発芽してきます。プランターに撒いて育てましょう。

でも野菜みたいにわさっと使うほどフェヌグリークを育てるのは大変なので、日本でも農家さんがフェヌグリークを育ててくれたら嬉しいな、と思います。北杜でフェヌグリークを栽培している方がいらっしゃるので、応援しています。
https://www.facebook.com/methi.hokuto/

フォート・コチの料理の先生、シャマのレシピです。

材料

(4人分)

フェヌグリークの葉 2bowl 刻む
しょうが ひとかけ すりおろす
グリーンチリ 一本 小口切り
玉ねぎ 1cup 粗みじん切り
にんにく 10~20片 皮をむいてホールのまま
トマト(中) 1個 角切り
じゃがいも 1bowl 1cm角切り

ココナッツオイル 50cc
クミンシード 1/2tsp
ターメリック 1/2tsp
ガラムマサラ 1/2tsp
レッドチリパウダー 1/4~1/2tsp
塩 適量
ヒング 少々

作り方

・鍋にココナッツオイルを熱してクミンシードを炒め、しょうが・グリーンチリ・玉ねぎ・にんにくを入れてしんなりするまで炒める。
・トマト・ターメリック・ガラムマサラ・レッドチリパウダーを入れ、2分ほど炒める。
・じゃがいも・塩を入れてひと混ぜしたら上にフェヌグリークの葉を入れ、蓋をして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。
・蓋を開けヒングを入れ、かき混ぜたら再度蓋をし5分ほど蒸し焼きにする。
・じゃがいもがやわらかくなったのを確認したらできあがり。

フェヌグリークの葉の葉っぱ。刻んでおきます。
油にクミンシードを熱し、香味野菜を炒めます。
しんなりしてきたところでトマトを加えます。
マサラを作るときのように水分を飛ばすのではなく、野菜はすべて具材の一部として食べ応えを残す感じで炒めます。
じゃがいもを加えます。短時間で火が通るように小さめにカットしておきます。
上にフェヌグリークの葉をかけて蓋をし、蒸し焼きにします。火が通るとかさが減ってきます。
じゃがいもも崩れるほどは火を入れず、形を留めた仕上がりにします。フェヌグリークの代わりにほうれん草を使ってもおいしいそうです。

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