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083 Beetroot Kichadi

Beetroot Kichadi(ビートルート・キチャディ)

ビーツのココナッツヨーグルトソース、ビートルート・キチャディのレシピです。それだけでも色鮮やかなビーツに、ココナッツやヨーグルトの白が加わると、丁度絵具を混ぜたように彩度が上がってきれいなショッキングピンクになります。初めて見た人は食べ物というよりピンクの絵具に見えるかもしれません。

フォート・コチの料理の先生、シャマのレシピです。

ビートルート・キチャディはサッディヤというお祝い料理でよく登場するメニューだそうです。オーナムというお祭りの日に食べられるサッディヤは、バナナリーフの上に多いと数十種類もの料理が並べられる豪華な料理です。シャマも去年のサッディヤでビーツのキチャディを作ったそうで、写真を見せてくれました。

味はさっぱりしていて、塩気とヨーグルトの酸っぱさが際立ったストイックな味に、マスタードシードとカレーリーフのテンパリングで香ばしさがプラスされた感じです。程よく火を入れたビーツからほのかな甘さも感じます。ビーツの代わりにオクラを使ってもおいしいそうです。

材料

(ボウル1杯分)

ビーツ 1cup みじん切り
ココナッツオイル 2tbsp
マスタードシード 1/2tsp
ドライレッドチリ 1/2本
カレーリーフ ひとつかみ
塩 1/2tsp~

★ペースト
生ココナッツ 1.5cup
クミンシード 1tsp
グリーンチリ 1本
ヨーグルト 2tbsp

作り方

・ペーストの材料をグラインダーにかける。ある程度グラインドしてから水を100ccほど加え、なめらかなペーストにする。
・鍋にココナッツオイルを熱し、マスタードシード・ドライレッドチリ・カレーリーフの順に炒める。
・ビーツを入れて炒める。しっかり火は通しつつ、柔らかくなりすぎないようにしゃきっと炒める。
・火を止めてペースト・塩を入れて混ぜたらできあがり。

まな板をつかわず包丁だけでビーツを手早くみじん切りにするお手伝いさん。
削りたてのココナッツとグリーンチリ、クミンシード。
材料をペーストにする。ヨーグルトは味だけではなく、とろみを出してなめらかなペーストにしてくれる働きがある。
別のフライパンでマスタードシード・レッドチリ・カレーリーフを炒める。
ビーツを入れて炒める。火の通り具合をまめに味見して確認し、芯まで火が通ったところで火を切る。
ペースト・塩を入れる。ピンク色が一層鮮やかに。写真ではいちごみるくみたいな色ですが、実際はかなり鮮やか。
さっぱりした味です。北インドのライタの感覚と少し似ているなと思いました。

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