Tomato Saar(トマト・サール)
トマトの酸味が効いた南インドのスープ、トマト・サールのレシピです。トマトピューレにスパイスやチリを加え、さっぱりと仕上げます。今回習ったサールはウェルカムドリンクとして出されたものなので、濾して口当たりなめらかに作ります。
カレーのようにライスや他のおかずと合わせて食べられることもあるようで、その場合は濾さずに材料の食感を残したり、最後にテンパリングしたりもするようです。
サールという料理は同じく南インドのラッサムという料理ととても似ています。この記事を書いているときに滞在していたケララの人にその違いを質問したところ、サールもラッサムもほとんど同じものだけど、サールは南インド・カルナータカー州の呼び名なんだそうです。このレシピを教わったのはゴアですが、ゴアはカルナータカーのすぐ隣にある小さい州なので、サールという呼び名が通っているのかなと思いました。
ゴアの料理教室の先生、アンジャリのレシピです。
材料
(1~2杯分)
トマトピューレ 小サイズ3個分
ギー 1tsp
マスタードシード 1/2tsp
クミン 1/2tsp
ヒング ひとつまみ
カレーリーフ 10枚
グリーンチリ 1本
コリアンダーリーフ 適量
塩・砂糖 適量
作り方
・鍋にギーを熱し、トマトピューレ以外の材料を30秒ほど炒める。
・トマトピューレを注ぎ、よく混ぜる。水を足して濃度を調整してもよい。
・ストレーナー(茶こし)で濾し、グラスに注いだらできあがり。
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