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052 Calcutta Style Chicken Biryani

Calcutta Style Chicken Biriyani(カルカッタ風チキン・ビリヤニ)

カルカッタ風チキン・ビリヤニのレシピです。カルカッタは現在のコルカタの旧名。チキンと共に、じゃがいもが丸ごと入っているのが特徴です。

この日はブッダガヤのラジーブ邸の台所に特大ビリヤニ鍋を持ち込み、約15人前のビリヤニを作りました!所要時間およそ3時間半。量が多いと作る時間もかかります、、ラジーブさんのお友達で元コックさんのアラームさんの指揮の下、他のお友達も交え3~4人でのんびりビリヤニ作りました。

鮮やかな包丁さばきのアラームさん

材料

(約15人分)

【グレイビー】
チキン 2.5kg
ヨーグルト 180g
玉ねぎ(中) 3個 薄切り
しょうが 大サイズひとかたまり
にんにく まるごと2個分
ベイリーフ 6枚
塩 1tbsp
マスタードオイル 2~3cups

★スパイスA
シナモン 4かけ
メース 10個
カルダモン 5個
ブラックカルダモン 4個
ホワイトペッパー 30粒
ドライレッドチリ 7個

★スパイスB
チキンマサラ(市販品) 3tbsp
ガラムマサラ(市販品) 1tbsp
ビリヤニマサラ(市販品) 3tbsp
ブラックペッパー 1tbsp
カシミーリチリ 1tbsp
クミンパウダー 1tbsp

【ライス】
バスマティライス 1.5kg 洗っておく
水 10ℓ
大豆油 1cup
ビリヤニマサラ 5tbsp
塩 8tbsp~
ナツメグ 3個 大まかに砕いておく
カルダモン 15個
ブラックカルダモン 10個
ベイリーフ 10枚
スターアニス 2個
メース 7個
シナモン 6かけ

【フライドオニオン】
玉ねぎ(中) 3個 薄切り

【じゃがいも】
じゃがいも(中) 20個 皮ごと茹でて皮をむいておく
フードカラー(KESARI) 少々

【その他】
ギー 1cup 温めて溶かしておく
フードカラーを溶いたミルク 1/2cup

作り方

各パート、同時進行で調理していきます。

【グレイビー】
・チキンとヨーグルトをマリネし、10分ほど置いておく。
・にんにく・しょうが・スパイスA・水少々をブレンダーにかけてペーストにする。なめらかなペーストになったらスパイスBを入れ混ぜる。
・鍋にマスタードオイルを熱し、温度の低い所からベイリーフを入れ香りを出す。
・玉ねぎを入れ、きつね色になるまで炒める。
・マリネしたチキンを入れる。最初水がたくさん出てくるので、放置しながら油が浮いてくるまで炒める。
・作っておいたペーストを入れ、10分ほど炒めたら、塩を入れる。

【ライス】
・鍋にバスマティライス以外のすべてを入れ、火にかけて沸騰させる。
・ライスを入れ7分ほど茹で、火を止め、お湯をよく切る。ゆで加減はその都度チェックし、少し硬いくらいで引き上げる。
・茹で上がったライスはすぐに平たいお皿に取り分け、蒸気を逃がしておく。

【フライドオニオン】
・鍋に揚げ油を熱し、玉ねぎを揚げる。

【じゃがいも】
・フライドオニオンの揚げ油を流用し、じゃがいもを揚げる。
・ある程度上がったらフードカラーでオレンジ色に着色し、油から上げておく。

【炊く】
・ビリヤニ鍋に油を塗る。(フライドオニオンの油を使うとベター)
・ライスの半分を敷き、ビリヤニマサラ・ギー2~3tsp・フードカラーを溶いたミルクを回しかける。
・フライドオニオンの半量をふりかけ、揚げ油を回しかける。(7tbspくらい)
・チキングレイビーを全量まんべんなく敷く。
・残りのライスを上に敷き、同じようにビリヤニマサラ・ギー・フードカラー・フライドオニオン・揚げ油を回しかける。
・揚げたじゃがいもを上にまんべんなく並べる。
・蓋をぴっちり締め、中火(鍋の大きさからすると弱火?)にかける。
・30分ほど火にかけ、チリチリ、パチパチとかすかに音が聞こえてきたら炊きあがりの合図。
・中身は混ぜずに縦にしゃもじを入れて取り分ける。全員のお皿にもれなくチキンとじゃがいもが乗ったら、できあがり。

チキン。ヨーグルトとマリネしておきます。本来お米の重さと1:1でも十分らしいのですが、手作りの特権で今日はチキン1.5倍量だそうです。笑
スパイスたくさん。にんにく・ショウガと共にペーストにします。パウダースパイスは後入れで軽くガッと回せばOKです。
グレイビー作ります。玉ねぎ炒めます。
チキンを炒めます。量が多いので、焦らずたまにかき混ぜながら炒めます。
ペーストを入れてさらに炒めたらグレイビーはできあがり。塩は強め。もちろんこのまま食べてもめっちゃおいしい。
一方、米。10ℓの水を沸かすのは家庭用コンロではかなり時間がかかるので、最初から火にかけていました。
米をいれてぼこぼこ茹でます。ゆであがりの判断は経験値が必要だと思います。
量が多いと、湯切りも大仕事・・・。
ライスは平らなお皿に移して蒸気を逃がします。こうしないとべちゃっとしてしまうそうです。今まで蓋をして蒸らした方がいいと思っていたので、勉強になりました。
一方フライドオニオンです。
揚がりました。
その油でじゃがいもも炒めておきましょう。使った揚げ油はこの後すべてビリヤニに回しかけられました。強気・・・。
ミルクで溶いたフードカラーです。KESARI(サフラン)っていうオレンジ色のカラーを使ってました。ミルクに溶かすとちょうど卵の黄身のような色です。
ギー溶かしておきます。
ビリヤニはライスと具を層にして一緒に炊き上げます。まずは半量のご飯を敷き、その上にビリヤニマサラ・フードカラー・ギー・フライドオニオンを回しかけます。
その上に、チキンを全部乗せます。
もう半分のご飯を敷き、同様にします。
一番上はじゃがいもごろごろ。
蓋をして重しをして、ぴっちり密封して閉じ込めます。
炊け~
縦方向にさくさくしゃもじを入れて取り分けます。こうすると具材がまんべんなく行きわたります。午後3時、やっとできあがり。いただきます!これは私のお皿で小盛りですが、男の人たちはこれの倍くらいてんこ盛り乗せて、さらにおかわりしてました。笑

カルカッタビリヤニは、なんといってもこのじゃがいもがおいしいのです!一度これを食べると、チキンだけのビリヤニがなんだか物足りなく思えてきます・・・。

現地コルカタでも一度チキンビリヤニを食べましたが、その時はアプリコットのような甘酸っぱいフルーツが一緒に炊きこまれていてそれもすごくおいしかったです!

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