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036 Bhature – Chole Bhature

Chole Bhature(チョーレ・バトゥーラ)

Bhature編

ひよこ豆のカレーと揚げパンのセット、チョーレ・バトゥーラ。今回は揚げパンのバトゥーラ編です。チョーレのレシピは前回記事をご参照ください。

バトゥーラはプーリという料理と似ています。ふたつとも小麦粉で作った生地を油で揚げてぷかっと膨らませるという点でまったく同じ調理法です。なので、インドに来てからバトゥーラとプーリって何が違うんだろうと疑問に思っていました。デヘラデューンの寮の食事でチョーレ・バトゥーラが出た時、コックのレヌにこれはプーリと何が違うの?と聞いたら、あ~これプーリとも言うよ、チョーレ・プーリだよ、という返答をもらったことがあります。また、名古屋のタルカリさんの話ではバトゥーラはマイダ(精白小麦粉)、プーリはアタ(全粒粉)で作る傾向があるけど、そこにはっきりした違いはないと思われるとの事で、私もこの意見に同意しています。インド人でも違いは適当なことがしばしばあるようで、それはチョーレとプーリだけでなくチャパティとロティとか、チョーレとチャナマサラとか、人や場所によって違うから、インド料理は正解がなくておもしろいなと思っています。

レヌのチョーレ・バトゥーラもといチョーレ・プーリ。生地はアタに、カスリメティ・レッドチリパウダー少々、塩少々が入っていて、フレイバリーでとってもおいしい。私の大好きな味。

今回のバトゥーラはデヘラデューンで料理教室をしているシュウェタのレシピです。精白小麦粉のマイダを使うのできれいな白色です。ヨーグルトとベーキングパウダーで生地を発酵させて揚げるので少しもちっとしていて食べ応えがあります。

材料

(約6枚)

マイダ 3cups
ヨーグルト 1/2cup
ベーキングパウダー 3つまみ
マスタードオイル 2tsp

作り方

・材料をすべて大き目の容器に入れ混ぜ、よく捏ねる。
・必要であれば適宜水を足しながら捏ね、しっとりした生地にする。
・表面に油(分量外)を塗り、30分ほど休ませる。
・生地が発行して膨らむ。ゴルフボール大の大きさに丸め、平たく伸ばす。
・鍋に揚げ油を熱し、生地を揚げる。しゅわしゅわ泡が出てしばらくすると浮かんでくるので、へらで生地を押し付けるようにして刺激し膨らませる。やりすぎると破れるので注意。
・ひっくり返してほんのり焼き色が付いたらバッドにあげてできあがり。チョーレと一緒に食べる。

マイダ3cupsっていうのは、すみません、目分量です。実際はこれくらいでした。様子を見ながら粉と水を足していけば大丈夫です。
マイダ。
ベーキングパウダーは、このENOっていう商品がよく使われてるみたいです。
しっとりした生地にします。

今回は短時間で作るためベーキングパウダーを使用しましたが、前日に生地を作る時間の余裕があれば、ヨーグルトだけでOKだそうです。前日に生地を仕込み、一晩寝かし、発酵させます。発酵は英語でfermentationです。この単語がわからなかったのでシュウェタに説明に一苦労させてしまいました。笑

揚げながら膨らませるところが一番緊張するし、コツがいると思います。以前別の教室で、とにかくプーリの生地を油の中でばっしゃばっしゃ叩いて泳がせて膨らませる練習をしたことがあります。もちろんコンロ回りは油まみれになります。でもコツさえつかめば、そんなに油の量が多く無くても、少ない回数で、ちゃんと膨らんでくれることを学びました。慌てず、静かに、生地と会話しながら揚げれば大丈夫です。

コツその1・生地が浮かんでくるまで待つ
コツその2・鍋の底を利用しておさえるようにして生地を刺激する
コツその3・一度膨らみ始めたらそこを利用して膨らみを広げていく。

自分が練習していたせいで写真も動画もなくてすみません。

ぷかっと膨らんだバトゥーラは最高です!揚げたては中から熱い蒸気が出てやけどしやすいので、気をつけてください~

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